特別ミネラル栽培の会

特別ミネラルの会は「安心・安全で儲かる農業」をモットーに、福島県・栃木県の農家約200名で構成された団体です。微生物や微量要素の働きを活用し、安心・安全な農業を目指しています。


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栃木有機農法研究会

(特別ミネラル栽培の会)

栃木有機農法研究会


栃木有機農法研究会

栃木有機農法研究会 水田視察風景 栃木有機農法研究会は、栃木県北部の水稲農家で結成された出荷団体です。平成6年に発足し、現在(平成31年時点)の会員が11名、約7haの水田でコシヒカリを栽培しています。

米の品質を安定させるため、メンバー全員が特別ミネラル栽培を実践。同じ資材を使うほか、定期的に各メンバーの水田を全員でチェックし、より質の高い米づくりを実践しております。

会員それぞれが異なる土壌環境の水田で栽培を行っていますが、いずれの水田でも食味が年々向上しており、平成25年ぐらいまでは食味値が85-90とバラつきがありましたが、最近はすべての水田で95前後となることがほとんどとなりました(クボタ食味分析計で計測)。

食味にこだわった栽培を行っていることもあり、当会メンバーの平均収量は8〜8.5俵(10aあたり)程度ですが、どの水田のコメも高い食味値がでております。

出来上がったコメは、個人消費分を除いてほとんどを地元の米店で取り扱っていただき、ブランド米として直接販売される他、米店が直営している弁当屋でおにぎり、弁当などに使用していただいております。お客様からは炊き立てももちろん美味しいのだが、冷めた時も甘みが出て美味しいとの嬉しい声も多数いただいております。


TBボカシ肥料を使ったこだわりの米づくり!

栃木有機農法研究会 TBボカシ肥料製造風景 食味にこだわった米を栽培するため様々な資材を試験した結果、平成10年よりTB21エースを使用して製造したボカシ肥料(TBぼかし肥料)を主体とした栽培を行っています。

TBぼかし肥料は、まず牛糞もみがら堆肥にTB21エースを混ぜ込み、約3ヶ月(切り返し7-8回)かけて完熟堆肥を製造。さらに米ぬか、魚粕、油粕、グアノリン酸、貝殻石灰、ゼオライト、天然苦土資材、海藻粉末などを加えてボカシた肥料で、最終的にチッソ(3)-リン酸(4)-カリ(3)になるように調整します。

10aあたりの使用量は、元肥としてTBボカシ肥料を0.2リューベ、完熟堆肥(こちらもTB21エースを使用)1リューベを混ぜ合わせて散布します。

水田の状態や天候条件によって追肥を行うこともありますが、その際には市販のペレット油粕等を使用します。


イネファイターを使った新たな取り組み

栃木有機農法研究会 イネファイター講習風景 さらなる食味の向上と収量増加を目的に、平成29年よりエンドファイト資材のイネファイターを導入しました。

イネファイターはイネの植物体内で自立的に増殖する天然由来の共生細菌で、育苗時に使用することでイネ本来の免疫機能を高めるため、生育の向上と収量増加が期待できます。

専門家による講習会に参加し、当会の栽培方法に適していると判断し導入することとなりました。

ボカシ肥料のような有機質の肥料等を使った栽培の場合、肥料効果の発現が遅いため初期成育がゆっくりになってしまうのですが、イネファイターを使用すると初期成育が向上するため、分ケツも多くなり、全体の生育も向上しました。

近年は天候不順な年が多かったため収量にバラツキがあったのですが、イネファイターを使用し始めてから他の通常栽培の水稲に比べて収量が安定してきています。


栃木有機農法研究会のお米の販売について

こだわりの栽培のため作付面積が少なくほとんどを地元の米店で販売していただいておりますが、直販も可能ですのでご購入希望の方は事務局までご連絡ください。

【特別ミネラル栽培の会 事務局】
株式会社 井手商会
〒963-0261  福島県西白河郡矢吹町弥栄49-7
TEL 0248-41-2621/FAX 0248-41-2622

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